自分は会話が苦手で空気読むのも下手なので
どんな相手にも話を合わせられるコミュ強のキャバ嬢の友人にどうやったらそんなにうまく会話ができるのかと聞いてみたところ
その答えに驚いた
友人「じゃあ雑談でクイズを出された時、どう答えるか考えてみて」
友人「トイレットペーパーと飛行機、どっちが長いでしょうか?」
自分「えっと、トイレットペーパーって40m巻から100m巻まで色々あるよね
飛行機もいろんな大きさがあったと思うしそれだけじゃなんとも言えないと思うけど」
友人「なんでそう答えようと思ったの?」
自分「え?だって質問が漠然としてるし、前提をはっきりさせないと正しい答えはでないし」
友人「はいアウト。雑談ならこういうクイズは正確な答えを考えるんじゃなくて、どう答えれば出題者が喜ぶかで考えるの
飛行機は大きいものの象徴で、トイレットペーパーは身近にある小さな日用品の象徴
つまり出題者は飛行機って答えてもらって、実際はトイレットペーパーのほうが長いよ、という答えを返して
『えー、トイレットペーパーのほうが長いんだぁー』と驚いてもらうことを期待してる可能性が高い
もちろん相手の性格や状況次第で具体的な正解が変わってくるけど
相手がどういう答えを望んでいるかを考える癖を付けること
真剣な議論の場とかならその答えが適切な場合もあるけど、あなたはそこまで考えた上でそう答えたわけじゃないでしょ」
と言われた
自分は会話中にそこまで考えたことはなくていつも相手の言葉をそのまま受け止めて答えてばかりだった
とても自分にはできそうにないなぁと思ったけど友人が言うには
「自分も最初から上手く行ってた訳じゃない。地道に会話のトレーニングを積まないとできるようにはならないよ
だから人と会話することをめんどくさがらないこと。どんどん人と話してどう答えたら相手が喜ぶか、話が盛り上がるか、分析してみて」
とのことだった
会話が上手い人にはちゃんとそれなりの理由があるんだなと知った
その友達キャバ嬢で終らず敏腕な経営者に簡単になれそうだね
「大学には色んな専門家がいるが大抵別の分野には詳しくない
研究について質問されたら自分の専門の知識だけで考えるんじゃなくて相手はどんな知識基盤を元に質問してきたか
その相手にどう答えれば適切に理解させられるか、そこまで考えて答えろ
それを繰り返せばお前の頭はもっと良くなる」
「とにかく他人と議論しろ。そのほうが自分一人で考えるよりずっと考えが深まる。一人の脳には限界がある
コミュニケーションってのは自分の脳を外部に拡張する行為なんだ」
って
自分の言いたいことじゃなくて相手の言って欲しいことばかり言ってると
ストレス溜まるし人付き合いが面倒臭くなる。
誰に対しても心を開いてる振りをしてるだけで
意外に本人は楽しくない。
えっと、それ>>141の内容とは全然違うよ
要領のいい人ってのは抜け道ちゃんと心得てるから
そこまでストレス溜まらんよ
四六時中相手が喜ぶ答えばっかり出してるわけ無いじゃない
141の書いてる内容は、仕事や私生活においても参考になると思うが。
上司や取引先に対する受け答えだったり、顧客からのクレーム処理だったり、応用できそうな場面を挙げるとキリがないな。
家族や友人、恋人間の会話でも有益な結果をもたらすだろう。
熟練度が上がれば、そもそも気負うことなく自然な会話としてスキルを使えるんじゃないかな。