時速１２０kmの衝撃

中学生の頃はじめてバッティングセンターに行った。
テレビのプロ野球中継では１４０kmとか１５０kmとかバンバン投げてるのに、そのセンターでは「高速打席」でも１２０km。
それを見て俺は「なんだ、たった１２０kmかwwwしょうがねえ、この程度で我慢すっかwww」とpgrしながら打席に立った（我ながら馬鹿すぎるorz）

 

マシンのアームがゆっくり動いて、投じられる第一球・・・
俺はいつもの友達との草野球もどきの感覚で余裕たっぷりでスイングしかけたところ、マシンから放たれたボールは唸りを上げて飛んできて、目の前のキャッチャー代わりのマットにぶち当たった。

あまりの球の凄さに俺は文字通り放心状態w
マシンが球を発射して目の前を通り過ぎてく１秒足らずが数秒にも感じられて、ボールが文字通り「ゴオオオオオオオ！！！」と唸ったように感じたんだ。

 

テレビのプロ野球中継では力を抜いたスローボールのように扱われてる時速１２０kmがあんなに迫力あるとは思わなかった衝撃。
その後別のバッティングセンターで１３０kmや、１５０kmなんて設定の打席にも立ったけど、球は確かに早くて迫力もあったけど、初めて体験した１２０km程の衝撃は感じなかった。